葉ろう石帯
化学過程(変質) - 地中開放系(酸性熱水による交代作用)
別名
葉蝋石帯, パイロフィライト帯
指標鉱物
葉ろう石 (パイロフィライト)
生成に必要な地質環境
産状
流紋岩質のマグマ活動に伴う、250-350度の酸性熱水により生成した変質帯。 この変質作用は、葉ろう石化作用と呼ばれる。源岩は珪長質岩。中高温熱水鉱床を伴うことがある。
このサイトに記載のある葉ろう石帯の分布。 黄線は、火山フロントの分布。
鉱物組み合わせの変化
- [ 消失 ] ソーダ明礬石-2c (南石), ディッカイト, ナクライト
- [ 出現 ] 葉ろう石, ダイアスポア
鉱物組み合わせ
- 明礬石, 葉ろう石, ダイアスポア, ルチル, 石英, 黄鉄鉱, イライト, 緑泥石, (硬石膏, ズニ石, トパズ)