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沖積性漂砂鉱床 (金)

物理過程 - 地上

生成に必要な地質環境

新第三紀と第四紀の堆積物

産状

河川の流れにより、磁鉄鉱などの比重の大きい重鉱物が選択的に濃集した鉱床で、特に金-銀合金である砂金を含むもの。 熱水金銀鉱床など金を多く含む鉱床の下流に見られる。 通常は、河川中の大きな岩などの障害物の上流側や岩盤の割れ目で、水の流れの緩やかな場所の川底に形成される。 流れるにしたがって砂金の粒子が結合するようで、下流に行くほど砂金の粒子は大きくなる傾向があり、また砂金の粒子の中に砂がくわえこまれている場合もある。 銀は金より水に溶けやすいので、もとの鉱床に産するエレクトラムなどよりも金の純度が高くなる。

鉱物組み合わせ

磁鉄鉱, 金

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